第26回「日本アニメ(ーター)見本市-同トレス-」でアニメ特撮研究家・氷川竜介が「コント ころしや 1989」を解説!

8月10日(月)、「日本アニメ(ーター)見本市-同トレス-」の第26回放送を実施しました。番組では、第26弾作品である「コントころしや 1989」について、明治大学大学院客員教授でアニメ特撮研究家の氷川竜介氏に解説していただきました。

<制作秘話レポート>

【コント ころしや 1989について】 
氷川氏は「キル・ビル」などで知られる世界的なアニメーターである中澤監督が「昭和のコント」的な本作を制作したことについて「面白い」と絶賛。ニコニコ生放送視聴者からも、「キル・ビルの人だと知らなかった」「中澤監督のキャラクターが大好き」といった様々なコメントが書き込まれました。

 また、氷川氏は本作が「会話劇」であることに着目。声優さんの演技について、「コンテ撮で録ってそこからもう一度合わせたのでは」と分析します。

 ここで急遽、日本アニメ(ーター)見本市で音楽制作を担当している島居氏が番組に出演。

「今回は楽譜がなく、一発撮りでした」という制作時の苦労や、「監督の意図もあって、最初のお店のシーンでは生バンドが即興演奏したらどうなるかということをイメージして音楽制作していました」などの裏話も披露しました。

 

【氷川の二度見】
 アニメ評論家の氷川氏が注目ポイントを紹介する「氷川の二度見」のコーナー。
 今回のテーマは「呼吸」。

 氷川氏は実際の絵コンテを見ながら、アニメのシーンの「秒数」に着目。今回の作品では一つのカットに70秒と非常に長い秒数が使われていますが、長くてもだれることなく見られるのはなぜか、という部分に焦点を当てました。
 
 以前、氷川氏が中澤監督にインタビューした際、「演出する上で大事にしているものは?」という質問に中澤監督は「呼吸」と答えられたそうです。というのも、人間は呼吸をしているので、リズム感が一定ではなく、感情の高まりで変わるのだとか。その長短を見ている人に合わせているからこそ、中澤監督の作品は1カットが長くても見られるのだといいます。

 

【プレイバック試聴会】
 番組後半では、セカンドシーズンの作品から氷川氏が「作画」というキーワードで選定した作品をオーディオコメンタリー形式で視聴。「偶像戦記」「I can Friday by day!」の2作品を視聴し、アニメの「作画」の奥深さについて解説していただきました。


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