第31回「日本アニメ(ーター)見本市-同トレス-」で吉崎響監督らが「GIRL」を解説!劇中歌担当DAOKOによるスペシャルライブも実施

 9月14日(月)、「日本アニメ(ーター)見本市-同トレス-」の第31回放送を実施しました。番組では、第31弾作品である「GIRL」の原案・絵コンテ・監督を務めた吉崎響氏と、キャラクターデザイン・作画監督を務めた井関修一氏をゲストに迎え、「GIRL」の制作秘話に関して語り合っていただきました。また、本作の劇中歌を担当したDAOKO氏のスペシャルライブも行いました。

 

<出演者プロフィール>

■原案・絵コンテ・監督:吉崎響
 参加作品:「マクロスF」(モニターグラフィックス)/「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」(デザインワークス)/ 日本アニメ(ーター)見本市「ME!ME!ME!」(企画・原案・監督)等

■キャラクターデザイン・作画監督:井関修一
 参加作品:「エヴァンゲリヲン新劇場版:Q」(動画)/「翠星のガルガンティア」(原画)/「キルラキル」(原画)/「スペース☆ダンディ シーズン2」(原画)/ 日本アニメ(ーター)見本市「ME!ME!ME!」(キャラクターデザイン・作画監督)等

■DAOKO
 1997年生まれ、東京都出身、ラップシンガー。
 女子高生時代に中島哲也監督『渇き。』で挿入歌に抜擢され、日本アニメ(ーター)見本市第3話 『ME!ME!ME!』で庵野秀明率いるスタジオカラーとのコラボを経て、2015年3月に1stアルバム『DAOKO』にてメジャーデビュー。同年10月21日にはDouble A Side 1stシングル「ShibuyaK / さみしいかみさま」をリリース。2本の大型MUSIC VIDEO企画が決定。

 

<制作秘話レポート>

【GIRLについて】
 本作を制作することになったきっかけについて吉崎監督は、「『ME!ME!ME!』を見たプロデューサーからミュージックビデオを作ってほしいという話が来たこと」だと振り返りました。そこから、せっかくなら日本アニメ(ーター)見本市でやろうという話になったといいます。

 そんな吉崎監督から井関氏へのリクエストは、「女の子をかわいく描いてほしい」というもの。これに、日本アニメ(ーター)見本市第3話「ME!ME!ME!」で吉崎監督とコンビを組んだ井関氏は、「女の子の悩みみたいなもの、たとえば胸が小さいとか、脚が太いとか、コンプレックスのあるシルエットはどうでしょう」と『ME!ME!ME!』とは違ったプロポーションを提案したといいます。

 しかし、これに吉崎監督は「大人の女性を描いてほしい」とリクエスト。さらに、「表情をなくして、眼力を強くしてほしい」「たとえば一緒に買物に行っても楽しんでいるのかどうかわからないような、コミュニケーションの仕方が人と違う女性を描いてほしい」など具体的なイメージを井関氏に伝えていきます。これらは、DAOKO氏のイメージからインスピレーションを得たものなのだそうです。

 この日の放送では、そんなDAOKO氏によるスペシャルライブを実施。
劇中歌でもある「さみしいかみさま」「ShibuyaK」の2曲を歌い上げました。

ライブ後のトークコーナーでは、本作について「自分のことのように感じて、見たときに感涙しました」と語ったDAOKO氏。ニコ生視聴者に向けて質問を投げかけるなどファンと交流する場面もありました。

【氷川の二度見】
 アニメ評論家の氷川氏が注目ポイントを紹介する「氷川の二度見」のコーナー。今回のテーマは「BL(黒)のない世界」。

 本作を鑑賞して、黒が使われていないのでは? と感じたという氷川氏。黒に近い色で登場する黒猫も純粋な黒ではなく、渋谷をモノクロに描いた世界も実際にはグレーと白だけで描かれているそうです。氷川氏は本作を見て、「色も綺麗なんだけど、黒を置かないようにしているのでは」と感じたのだといいます。

 これに吉崎監督は「さすがですね。僕はデザイナー出身なので、真っ黒じゃない色で黒に感じられる色を選んで、色合いに理由をつけたい。普通の黒になるところも、ちゃんと意味をつけています」と狙いを語りました。

【クリエイターの法則】
 番組の最後には出演者に向けて「あなたにとってアニメとは?」という質問が。

DAOKO氏は「脳脱出」と回答。
「アニメって監督の脳の中を具現化するようなものだと思って。吉崎さんの脳にトリップできました」(DAOKO氏)

第31回「日本アニメ(ーター)見本市-同トレス-」はコチラ

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