第13回「日本アニメ(ーター)見本市-同トレス-」が放送「Kanon」制作秘話を前田監督らが解説!

3月16日(月)、「日本アニメ(ーター)見本市-同トレス-」の第13回放送を実施しました。
番組では、第13弾作品である「Kanon」より、前田 真宏(監督)、吉崎 響(演出)、黒瀧 節也(音楽)、山田 陽(音響監督)をゲストに迎え、「Kanon」の制作秘話に関して語り合っていただきました。

 

【前田氏・吉崎氏・黒瀧氏・山田氏について】

<プロフィール>
■監督:前田 真宏
 代表作品:青の6号/ふしぎの海のナディア/アニマトリックス/巌窟王/
      ヱヴァンゲリヲン新劇場版

■演出:吉崎 響
 代表作品:マクロスF(モニターグラフィックス)/
      ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(デザインワークス)

■プロデューサー:黒瀧 節也
参加作品:国内外のファッションショー、イベント、映像コンテンツ、
      ラジオ、WEBなど様々なメディアのサウンドプロデュース

■音響監督:山田 陽
 参加作品:ヱヴァンゲリヲン新劇場版/巨神兵東京に現わる 劇場版/ガールフレンド(仮)/
ユリ熊嵐/日本アニメ(ーター)見本市 1stシーズン全作品

 

【Kanonについて】

カレル・チャペックの戯曲『アダムストヴォジテル』を原作にした本作『Kanon』。

前田監督は制作のきっかけについて、「もともとチャペックさんの作品はどこかでやりたかった」とコメント。

「尺的にぎゅうぎゅうだったけど、がんばって作りました(笑)」(前田氏)

そうした尺の都合もあり、登場人物がかなりの早口でセリフを話すのが印象的な本作。
「前田監督から『セリフはセリフとしてでもいいし、音としてとらえてもらってもいい』という話を聞いてやる気がだいぶ出ました(笑)」(山田氏)

「音楽というよりは音色を作るような感じで、パーツを前田監督に渡しました」(黒瀧氏)

前田監督から「僕が作るから、君が壊して」という言い方で依頼され途中から制作に参加したという演出の吉崎氏は、神様みたいな人の作品をどう壊せばいいのかと思ってコンテ撮を見たら、17分もあって、その時点で壊れていました(笑)」とコメント。

また、高速でセリフをまくしたてる山寺宏一氏のアフレコに、山田氏と前田氏がコメント。
「普通なら4〜5時間はかかる収録ですが、3時間で終えられるのは、山寺さんならではですね」(山田氏)

「山寺さんは技巧派だけど、そういえば女形を聞いたことがないなと」(前田氏)

 

【氷川の二度見】

アニメ評論家の氷川氏が注目ポイントを紹介する「氷川の二度見」のコーナー。
今回のテーマは「タイポグラフィ」。

氷川氏は、「今回は全部が二度見なんです(笑)」としながらも、「今回は文字だなと。スタジオカラーなので、エヴァといえばやはりタイポグラフィ」「日本語の場合は漢字とカタカナとひらがなの3つがあって、強度が違う。『Kanon』は絵と言葉でぎっしりな中にまた違う世界(タイポグラフィ)がのっているところが注目すべきかなと。アーティスティックな作品です」とコメント。

【クリエイターの法則】
番組の最後には出演者に向けて「あなたにとってアニメとは?」という質問が。

これに山田氏は、「生」と回答。
「アニメはもともと音がないもの。音はすべてがナマモノで、どう料理するかが重要ですから」(山田氏)

黒瀧氏は、「ダイナミックレンジ」と回答。
「ダイナミックレンジとは小さな音と大きな音の振り幅。いろんなアニメを見てもダイナミックレンジの振り幅の大きな作品に心を動かされることが多いので」(黒瀧氏)

※前田氏、吉崎氏は以前同トレスに出演した際に、前田氏は「血と肉」、吉崎氏は「カッコイイ」と回答しています。

 

日本アニメ(ーター)見本市、
次回は第14話「SEX and VIOLENCE with MACHSPEED」が3月20日(金)に配信予定です。

また、これまでの作品を振り返る特別番組「日本アニメ(ーター)見本市-同トレス-」の
次回放送は3月23日(月)放送予定です。

視聴URL:http://live.nicovideo.jp/watch/lv209345725


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