第15回「日本アニメ(ーター)見本市-同トレス-」が放送 「おばけちゃん」制作秘話をコヤマシゲト監督らが解説!

3月30日(月)、「日本アニメ(ーター)見本市-同トレス-」の第15回放送を実施しました。番組では、第15弾作品である「おばけちゃん」の監督・原作を務めたコヤマシゲト氏、原作の草野剛氏、演出の若林広海氏、撮影監督の山田豊徳氏をゲストに迎え、「おばけちゃん」の制作秘話に関して語り合っていただきました。

 

【コヤマシゲト氏・草野氏・若林氏・山田氏について】

<プロフィール>
■監督・原作:コヤマシゲト
 デザイナー。1975年/東京都出身。04年、OVA『トップをねらえ2!』に
 メカニックデザイン・ゲストキャラクターデザインとして参加したのをきっかけに、
 多数のアニメ作品にかかわる。
 代表作:HEROMAN(キャラクターデザイン)/ヱヴァンゲリヲン新劇場版(デザイン
     ワークス・原画)/キルラキル(アートディレクター/2ndエンディング)/ 
     ガンダム Gのレコンギスタ(デザインワークス)/ベイマックス
     (コンセプトデザイン)

■原作:草野剛
 デザイナー。1973年/東京都出身。武蔵野美術大学非常勤講師。
 多岐にわたってパッケージおよび装丁、グラフィックデザインを手掛ける。
 代表作:交響詩篇エウレカセブン/THE IDOLM@STER/ギルティクラウン/楽園追放

■演出:若林広海
 TRIGGER Inc. / 企画・プロデュース
 GAINAX在籍時「天元突破グレンラガン」の制作に参加し、その後「Panty & Stocking  
 with Garterbelt」で企画原案・脚本を担当。その後、TRIGGERへ移籍し今に至る。
 代表作:天元突破グレンラガン(設定制作)/Panty & Stocking with Garterbelt
     (企画原案・脚本・演出)/キルラキル(クリエイティブオフィサー・
     2ndエンディング(コンテ・演出))/アイドルマスター(演出補佐)/
     リトルウィッチアカデミアももクロ vs KISS MV”夢の浮世に咲いてみな”
     (プロデューサー・背景(アニメパート))

■撮影監督:山田豊徳
 大阪芸術大学卒業後「サンライズ」、「竜の子プロダクション」、「ガイナックス」
 を経て現在はCGアニメーションスタジオ「サンジゲン」の撮影部に所属。
 代表作:天元突破グレンラガン/LUPIN the Third ~峰不二子という女~/
     リトルウイッチアカデミア/キルラキル/うーさーのその日暮らし(第一期)/
龍の歯医者(日本アニメ(ーター)見本市)

 

【おばけちゃんについて】
コヤマシゲト監督は制作のきっかけについて、「原作の絵本『おばけちゃん』は、僕と草野さんで同人誌で作ったもの。昨年、スタジオカラーの鶴巻さんと話したときに、アニメ(ーター)見本市にもラフな作品がほしいなとなり、『おばけちゃん』はどうか?という話をいただいて。なので、他の人がまじめにやるならふざけ倒した方がいいかなと。他の方はガチで、僕たちは最後まで『がんばらない』(笑)」と解説しました。

またコヤマシゲト監督は「なるべく低コストでやるので、アクションだけは手をかけてやりたい」とコメント。

コヤマシゲト監督の、時にスタッフすらも追いていくほどの独自のこだわりをスタッフに伝えるために、橋渡し役となってサポートした演出の若林氏は

「僕が監督とスタッフの翻訳役でしたね(笑)」とコメント。

また、本編テロップやエンディングテロップを担当した原作の草野氏は「わかりやすい作品にしたかった。デザイン性を優先した結果、装飾過多になって視認性を落としたりしないよう、一般的なことをきちんと伝えられるよう心がけました」とコメントしました。

 

【氷川の二度見】
アニメ評論家の氷川氏が注目ポイントを紹介する「氷川の二度見」のコーナー。今回のテーマは「次元破壊(2D-3D)」。

氷川氏は「絵本が原作なので基本は2D。最後の最後で色はつくし、急に3Dになって2Dの世界が壊れる。ギャグは破壊すること。
2Dを破壊するギャグは初めて見てバカうけしました」とコメント。
「世界になじみきったところで世界が壊れて、その後、エンディングの心霊写真。二段階ですね」(氷川氏)

 

【クリエイターの法則】
番組の最後には出演者に向けて「あなたにとってアニメとは?」という質問が。

山田氏は、「制約の中の自由」と回答。
「どうやって表現できるか日々自由にやるのが楽しい」(山田氏)

 

草野氏は、「最高!!」と回答。
「何の能力もなかったけど、今ここにいるのもアニメのおかげかなと思っています」(草野氏)

 

若林氏は、「大衆娯楽」と回答。
「人生の隙間、一日のちょっとした時間にアニメを見て疲れを癒そうかなと」(若林氏)

 

コヤマシゲト監督は、「疎密」と回答。
「デザインもそうだけど、快楽と苦行とか対になっているものがアニメに入っているなと」(コヤマシゲト監督)

 

日本アニメ(ーター)見本市、
次回は第16話「月影のトキオ」が4月3日(金)に配信予定です。

また、これまでの作品を振り返る特別番組「日本アニメ(ーター)見本市-同トレス-」の
次回放送は4月6日(月)放送予定です。

視聴URL:http://live.nicovideo.jp/watch/lv214861730


前のニュースPrev ニュース一覧を見るMore News 次のニュースNext